昨日行われたラグビー大学選手権準決勝 早稲田大学対明治大学は74対10と明大が大敗してしまいました。
この試合、何よりも光っていたのは早稲田の『タックル』だったと思います。
約1ヶ月ほど前の対抗戦での敗戦から、明治はFWだけでなくバックスの展開も
目指した攻撃にスタイルを修正してきました。
しかし、結果的には早稲田がそれをより研究し尽くし、「タックル」で
明治の攻撃をことごとく止めました。
前半こそ15対10(だったかな?)と競った展開でしたが、後半、明治は
ケガ人が出て攻守の要、田村も交代と、フォワードの選手がバックスに
はいるなど、ポジションのミスマッチも出るほどの事態となりました。
そのようなアンラッキーな展開もありましたが、明治は攻撃をことごとく
早稲田に止められ、ディフェンス面でも前回の対抗戦で課題となっていたはずの
キック処理後の対応が修正できず、またしても早稲田に容易にディフェンスを
切り裂かれ、後半だけでも9トライという一方的な展開となってしまいました。
残念な結果になりましたが、私が残念に思うのは圧倒的な得点差よりも
田村が蹴った後、早稲田にボールを取らせて誰が何をどうするのか
おそらく意思統一ができていなかったこと。
そして、早稲田の前進を止める、強烈なタックルがなかったこと。
明大のラグビーは一時の低迷期は脱したと思います。
攻撃についてはフォワードを中心に非常にまとまりがよくなり、
自信をもったプレーができるようになりました。
ただ、その攻撃面に比べて、防御は甘いと感じました。
(それも明治の伝統といえばそうなのかもしれない)
来期の明治は、ぜひ、ディフェンス面でも強化を希望します。
タックルの練習をガンガンやって、来期にまた強い明治を
見せてください。
2011年01月03日
この記事へのコメント
コメントを書く


